ステキなUX、損するUX

大相撲の懸賞を気軽にかけられたらいいのに

いや~琴奨菊よかった、とてもよかった。2016年初場所優勝おめでとう!
照ノ富士や遠藤、大砂嵐は休場だし、安美錦はインフルエンザになっちゃうし、日馬富士は序盤で星を落としちゃうし、今場所は盛り上がりに欠けるんだろうなと思ってた。隠岐の海や豊響などの優勝には絡みそうにないけど好きな力士を応援して楽しむくらいかなと。それがこんなに盛り上がる場所になるとは。優勝争いをハラハラドキドキしながら見てたのは久しぶりです。いや~本当によかった、面白かった。

相撲見ててふと思ったんだけど、懸賞かけて応援したいなと。 日本相撲協会のサイトを見てみると、申込みは、1日1本以上、1場所15本以上からとある。1本が62,000円なので93万円からということだ。高い、個人がポンと出す金額じゃない。ただ、これは協会のサイトには載っていないのだが、5本以上からであれば1日だけでも受け付けてくれるみたいだ。それでも31万円。う~ん、まだ手が出ない。もっと気軽に懸賞を懸けて応援したいのです。

ある程度の金額を必要とするし、そもそも会社じゃないと懸賞を懸けられない。これは懸賞の手続きの関係上そうせざるを得ないところもがあったのかもしれない。でも、今なら一般のファンが気軽に少額の懸賞をかけることもできるんではないだろうか。

例えば、日本相撲協会の公式アプリ「大相撲」を利用し、アプリの中で特定の取り組みに懸賞を懸けるというやり方だ。1口につき300円くらいとしてひいきの力士が出る取り組み、期待する取り組みに懸賞を懸けるということだ。アプリ内課金ということは様々なアプリがやっていることで技術的には問題ない。懸賞を懸ける締切をいつにするかということは検討すべきことだと思うが、取り組みが始まるまでとして終わった後で合計を集計してもいいんではないかと思う。懸賞は広告の役割もあるがそこはファンからということで広告という見返りはなくてもいいんではないか。その代り、懸賞を懸けた人だけが見られる動画を力士からプレゼントするということであればファンは喜ぶと思う。

相撲ファンがより応援できる環境を作ってくれると、もっと相撲が、力士が身近に感じられ、もっと好きになるのになぁ。

中東 優

執筆者

中東 優(UXデザイナー / インフォメーションアーキテクト)

> プロフィール

最近のコラム

集客やコンバージョン、Webサイトについて相談してみたいことはありませんか?

コンバージョンを増やしたい、集客を増やしたい、Webサイトを作りたい・リニューアルしたいといったご要望に14年にわたり応え続けてきました。
まずは話をしてみたい、どんなことができるのか聞いてみたいといったことでも大歓迎です。お気軽にご相談ください。