ステキなUX、損するUX

ガラス修理はLineで見積り

風呂場のドアのガラスが割れた

ひじがあたって風呂場のドアのガラスが割れた。ひびがはいったとかではなく、ガラスの真ん中が抜けて向こう側が見える状態だ。お風呂に入っているときじゃなく、掃除をしているときだったのでけがをすることもなくてよかった。まぁ ガラスだから割れることもある、それは仕方ない。

ただ割れたままにしておくわけにはいかない。お風呂に困る。入れないことはないのだが、シャワーで頭など洗ったら水が浴室から出てきてしまう。

ガラス修理業者探し

ということでガラスを修理してくれる業者を探すことになった。これまでガラスが割れたことがなかったためこれまで頼んだことがある業者はいない。「ガラス 修理 世田谷区」 などで検索し調べ始めたのだが、やはりというか業者はいくつも出てくる。

いくつか見てみたのだが、差が分かりづらい。スマホで見ていたのだが、比較するにはかなり大変だ。ガラスの質にこだわりがあるわけじゃなく普通のを入れてもらえればよいので、すぐに直してくれて安いところがいい。ざっと見たところ値段は大体13,000円~となっていたので、「即日スピード対応!」 と書いてあった1社に連絡をしてみることにした。

連絡方法は電話でとのことだったので電話してみたところ、1時間くらいで来てくれるという。なるべく早く直したかったのでこれは助かったと思ってた。

見積りをしてもらったら思っていた値段の倍!

予定通り1時間ほどしたら業者の人が来てくれた。見てもらったところ、「28,000円になるけどいいですか?」と言われた。サイトを見ていて13,000円~と書いてあったし、他社も同じくらいだったのでまぁ13,000円程度なんだろうと思っていた。理由を聞いてみると、「ちょうどそのサイズのガラスはなくて倍くらいのサイズのガラスから切り出さないといけない。そして切り出した残りのガラスは他で使うわけではなく廃棄するため、大きなサイズのガラス代が必要になる。そのため28,000円になる。」とのことだった。13,000円を想定していたボクにとっては「えっ、13,000円じゃないの?そんな高いと思ってなかったわ。ならいいわ。」と思ってしまった。どうせガラスを修理することには変わらないんだが、予期していたものとあまりにも違ったためなんかそのままお願いする気がしなかったのだ。

業者の人には、「少し考えます」と伝えると「直すことになればまた連絡してください」と言ってもらって帰ってもらった。

再度ガラス修理業者探し

さて、また探さなきゃならない。1社がその値段なら他社もそんなに変わらない可能性が高い。それは気づいてはいたんだけれど、他を探すことにした。「 最初から28,000円って書いてくれてれば・・・」などとブツブツ言いならがら探していると、Lineで見積りができるというところがあった。前回は見積りが想定と大きく違ったのが問題だったのだ。その見積りが手軽にできればそれに越したことはない。

Lineで見積り

このLineで見積りができたのは「ガラパゴス」というところだ。なんでガラパゴスなんだろう?独自のやり方なんだろうか?など気になる名前ではあったがそこは一旦おいておくとして、早速Lineで見積りをすることにした。

返信が早い。Lineだとやはりすぐに返信が来ることを期待する。それに応えてくれてとても気持ちがいい。割れたガラスの写真を送ればよいとのことなので写真を撮って送る。すると「対応は明日になります。価格は17,000円になります。」のとの回答だった。夕方になっていたので これから来てくれる他の業者を探すのも面倒だったしこのガラパゴスにお願いすることにした。お願いするのももちろんLineでお願いした。

翌日ガラパゴスの修理担当の人が来てからは、ガラスの修理は特に問題もなく、30分程度で終わった。修理自体についてはきちんと対応してくれた。こちらは特にやることもないし、その点にかんしては他の業者にお願いしても特に変わらなかっただろう。

今回、見積りを依頼してから見積りの確認、修理という一連の流れを考えた場合、ガラパゴスにお願いしてよかった。修理だけを考えると、先にお伝えしたように他社でも変わらなかったかもしれない。しかし、「窓が割れて修理したい」というニーズを満たすには、業者を探して、修理の内容と値段を確認し、修理をお願いし完了してもらうということもまでが必要になる。正直言うと、ガラパゴスのWebサイトが分かりやすかったというわけではなく、他社とそんなに変わらない。ただLineでコミュニケーションで見積り、申し込みができるというのが他社にないサービスであり、修理完了までの一連のプロセスでとても重要な役割を担ってくれた。

Lineでのやり取りは気軽で便利→それなら自分もやってみよう

Lineはやはり気軽にコミュニケーションが取れてよいなぁと思った。少し気になったことでも気軽に質問できる。Webサイトのお問い合わせフォームはどうしてもかしこまってしまう。気軽さにという気はしない。サービスや製品を申し込むときにちょっと聞きたいことがあることは多い。例えば服だったら洗濯はどうしたらいいのか、サービスの領収書をもらうにはどうしたらよいかなどサイトに書いていないことで気になることがある。申し込む前に確認したいことがあってもすぐに見当たらない場合も多く、あきらめて申し込むこともあるがまた時間あるときにしようとその場では申し込まないこともある。そんなとき、気軽に聞けるツールがあればとても助かる。

気軽に聞くことができれば、と思うのはWebサイトを作る仕事をしている自分のサービスでも同じことだろう。問い合わせフォームはどうしてもハードルが高い。ということでブライススペースにもLineでコミュニケーションが取れるようにしたいと思った。

中東 優

執筆者

中東 優(UXデザイナー / インフォメーションアーキテクト)

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